法学部照美教授の日常
法学部教授の照美です。アカデミックな生活とはこんなものという姿をお示しします。
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仕事の日々、特に入試業務
私達、大学教員は、教育と研究が本分といって養成され、採用されました。
そんな時代には、大学の校務というのは「雑用」と呼ばれたものですが、今やそんな言葉が死後になるほど「雑用」が本業に取って代わられようとしています。

もともと雑用という言葉に対して、その雑用を一生懸命やっていた教員たちは苦々しく「雑用などというものはない」と言っていたのですが、今や殆どの教員が「雑用を一生懸命やる」側につかされているので、「雑用などというものはない」というのがみんなの共通認識になったのかもしれません。

それはともかく、この時期の代表的な「雑用」は、入試業務です。
入試といえば、大学入試センター試験が間近に迫っており、その監督や試験場本部の担当になる教員たちは、その説明会があります。
世間ではテレビを通じて大学入試センター試験の様子を見ることと思いますが、あの映しだされている大きな教室で試験問題や解答用紙を配っているのは、何を隠そう大学教員です。
そして大学入試センター試験は日本全国で統一した試験として何処で受けても有利不利が生じてはいけませんから、時間はもちろんのこと、喋る内容も一語一句統一されています。中にはアドリブで余計なことを言う教員もいますが、大体は飼い慣らされて(と言ったら失礼ですが)、用意されたシナリオを読み上げる以上のことはしません。それ以下ももちろんダメで、必要な注意を適時に行うことが求められているわけです。

大学入試センター試験は大体1月中頃ですが、それ以前から推薦入試は私大でも国立でも行われています。また大学入試センター試験の後は、個別学力試験が私立を中心に行われ、国立は2月25日と3月12日に原則として集中して行われます。私立の場合はさらに、本試験と地方入試が別れてあったりしますから、多種多様な入試が行われます。
そのすべてについて、入試問題を作る人、入試監督をする人、採点をする人、それらの全部または一部を管理する人たちが必要で、これを大学教員が分担します。採点なども、○×式なら機械がやりますが、小論文とかになれば手間がかかります。これを短期間にやるわけですから、人海戦術、駆り出される教員の数が多くなります。

そんなわけで、新年1月に1週か2週だけ授業があり、その後に定期試験があると、もう学生さんは長い長い春休みになるのですが、学生たちも世間の人々も、その期間中に大学の先生はなにもしないで給料をもらっていると誤解しています。実は一番忙しく神経を使うのが、この時期で、すなわち入試業務なのです。

この時期、入試の他にもまた重要な仕事が集中して降ってくることがあるですが、それはまた別の機会に。
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プロフィール

profTerumi

Author:profTerumi
大学では今何が起こっているか、日常の中に大学という教育研究機関の現在を浮かび上がらせます。
写真は、かつて、いたことのあるミシガン大学です。

ヒラノ教授というのは他に有名な方がいたので、変えました。

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